ハッテン場はゲイ同士の下半身の交流場所と言えます。
比較的安価に、「抜きたくなったらふらりと寄る」という使い方をしている人が多いです。

全国にあるため、出張中のサラリーマンがインターネットで調べて現地の人を「味見する」こともあります。
そしてシャワーやうがい薬、シャワ浣などが出来る施設もあるので至れり尽くせりといえます。

掲示板に書き込みをすると割引されるサービスもあるため、ノンケ(異性愛者)より簡単に性処理が出来るインフラが整っています。
そのため「ムラムラしている」男性が集まるのは当然といえます。

ハッテン場に全くいかないゲイも存在するので、ハッテン場を利用するゲイは、ど変態かどうかは本人次第ですが、性欲は一般的に強いと言えます。

ハッテン場に行くのはどのような人か

週末ともなれば、ハッテン場はかなり混みます。
中には宿泊も可能な24時間のハッテン場もあります。

サウナ系は24時間ですが、サウナ以外でも24時間営業のハッテン場もあります。
やはりどのハッテン場も週末や連休前や連休中などに混むことが多いです。

ホテルに泊まるより安く、シャワーや寝場所まであるので当然と言えます。
大別すれば最も多い「抜きに来ている人」と、「仮眠宿泊所代わりに使用している人」に分けられます。

様々なイベントが用意されている

ゲイの好みは様々で、マッチョ系などの裸が好きなタイプやスーツなどのユニフォーム系、競パン(競泳用のブーメラン水着)などがあります。
そのためハッテン場のイベントも様々に工夫を凝らしています。

たとえば競パンを持参すれば割引になるイベントや、受付で包茎を見せれば割引される「包茎割引」、受付で軽くズボンを脱いでノーパンであることを証明すれば適用される「ノーパン割引」、勃起した時に既定の長さ以上あれば割引される「勃起割引」などがあります。

このようなイベントが用意されているということは、やはり「非日常的なエロ」に興奮するゲイが多いと言えます。

因みに勃起割引で長さを測ってもらう時、緊張で完全勃起しなくて困っていたところ、店員がフェラチオしてくれたことがあります。
長さを測ってもらい、合格しましたが、そのままその店員にフェラチオで抜かれました。

その他、飲み系ハッテン場なのですが、「マラチューブ」イベントがありました。

イベントを企画するゲイも参加するゲイも「変態」といえます

前述の「マラチューブ」は、露出自体は禁止なので縦に切ったゴムホースを陰茎に付けるという一風変わったイベントでした。
店内はかなり混んでいて大盛況でした。

このハッテン場の他のイベントとしては、夏は団扇で股間を隠す「団扇一枚イベント」や、金魚すくいのポイのようなもので股間を隠すイベントもありました。
股間を隠した金魚すくいのポイにスタッフが水鉄砲で水をかけるという一風変わったイベントでした。

このようなイベントを思いつくスタッフも、そしてそのイベントに参加する私のような客も「変態」と言えますし、自分自身、そのような自覚はあります。

まとめ

ハッテン場を利用するゲイは、手軽に「抜きたい」という軽い気持ちの人が多い反面、かなりディープな人も多いです。

結局は「その人による」という結論になります。

しかし「とにかく抜ければ良い」という考えもありだとは思う反面、相手を「オナニーマシーン」としか見ていないようで、このような考えは些かさびしい気もします。
ならば相手とコミュニケーションを取りながら、日常では絶対に他人に見せられないほどに乱れ(無論セーフセックスをすることが前提です)店を一歩出たら「社会人の仮面」を被り直します。

そしてそのようなことをおくびにも出さないからこそ、ひとときの非日常的な快楽が味わえるのです。

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