2018年5月6日、東京代々木にて「東京レインボープライド」が無事終了しました。

毎年色んなことを感じるこの日ですが、特に今年はこのサイトを始めて初のイベントでしたので個人的に思い入れが強かったです。

でもふと不思議に思ったんです。
ゲイと言えばレインボー。
世界的に定着しているこのイメージですが、何故レインボーなのか?

周りがそうしていたから自分も真似ていましたが、今回はこのレインボーフラッグについて調べてみました。

始まり

始まりは1978年までさかのぼります。

デザイナーのギルバート・べイガーさんが作成し、当時行われたゲイのパレードで使用されました。
当時はゲイの解放運動が盛んで、それを象徴するような美しいシンボルが必要だとされて作成されたのがレインボーフラッグです。
初期にデザインされた色にはそれぞれ意味が込められていました。

1、ピンク-セクシャリティ
2、レッド-生命
3、オレンジ-太陽
4、イエロー-太陽
5、グリーン-自然
6、ターコイズ-芸術
7、ネイビー-平穏
8、パープル-精神

初期の旗は8色で構成されており、べイガーさんはそれぞれの色に想いを込めていました。
のちに減色されて現在は6色とされています。

生産過程の都合上とされていますが、その後もゲイフラッグは様々な場所で使用されることになります、

8色が6色へ

パレードが行われた1978年、同性愛を公表していたサンフランシスコの議員が暗殺される事件が起きました。
悲しく悔しいですが、これがレインボーフラッグを広めるきっかけになりました。

レインボーフラッグを求める声が多く、べイガー氏は作成を急ぎました。
しかし色が足りず、ピンクが抜かれた7色でのレインボーフラッグが販売されました。

その翌年、街の外観とのトラブルでべイガー氏は致し方なくターコイズを省き、現在の6色のレインボーフラッグが完成しました。
そしてその後もレインボーフラッグは様々なゲイの活動で多用されるようになったのです。

各国でのレインボーフラッグ

レインボーフラッグは商標登録されていないので国や文化、イベントによりさまざまにアレンジされてきました。

アメリカではAIDSで亡くなった方を偲び、レインボーに黒のストライプが追加されたこともあります。
またニュージーランドでは同性婚が認められた際に空に虹がかかったことから、LGBTの存在する象徴としてレインボーフラッグが更に認識を深めました。

私にとってのレインボーフラッグ

レインボーフラッグの歴史は調べれば誰だってわかります。

しかしこういった歴史があっても無くても、私はゲイの象徴としてレインボーフラッグが使用されている事を知った当時から嬉しかったです。
理由は二つあります。

ますは虹の色です。
聞かれたら全色答えられないのが私です。
でも答えられないのは悪い事ではなくて、虹は何色でもいいんじゃないか?と当時も今も感じています。

面白半分に虹の色を語り合う事で、いつも感じることがあります。
色に込められたそれぞれの想いはあったようですが、色を重ねていく事が私にとっては自由の象徴なんです。

二つ目は、単純に虹は綺麗です。
ゲイとして生まれ、特に幼少期は厳しい時代が長くて、綺麗なんて言葉とは無縁の人生でした。

そして大人になり自分たちの象徴がレインボーフラッグだと知った時に、
「こんな俺でも、虹のように綺麗でいいのかな?」
と泣いてしまいました。

自由、綺麗、そんな言葉は自分の人生に存在しないと思っていましたが、そんな私を変えてくれたのがレインボーフラッグです。

虹のかかる空を見上げて

「らしく、たのしく、ほこらしく」
東京レインボープライドのモットーです。

今の私にはまだどれも足りていませんが、それでも挫けそうになった時にはレインボーフラッグが教えてくれたあの感情を思い出すようにしています。

「あの日、土砂降りの雨でびしょ濡れになった私がいました。
でもいつしか雨は止み、空を見上げると、とてもきれいな虹がかかっていました。
あまりに綺麗だから見上げると、そこには青く澄んだ果てしない空が広がっていたんです。」

あの日見た空のように、LGBTの世界は無限大です。
堂々と胸を張って「らしく、たのしく、ほこらしく」、心にかかった虹を忘れずにこれからも生きていきます。

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