ウリ専って凄い文化ですよね。
ゲイ雑誌の裏の広告で何となく男性版デリヘル的なイメージは抱いていたものの、実際経験するのと観るのとじゃ全く違います。

以前ウリ専で働いていた方とお話しする機会がありまして、その内容があまりに私的にカルチャーショックだったので、一応彼に了承を得て、今回記事にさせて頂くことにしました。
今回お話し頂いた方はコウジさん(仮)です。

これからウリ専を利用しようかと検討されている方に役に立つ情報かと思いますので、是非ご覧ください。

※参考までにゲイアニキはウリ専を利用したこと、ありませんよ(笑)※

そもそもウリ専とは?

柔らかい言い方をすれば男性専用のエスコートサービスです。
本番があったり、性感マッサージだったり、お触りだけとお店によりコンセプトが違います。
事前にどんなことをしたいのか決めてお店選びをしましょう。

実際本番無しのサービス店に来店し、お客様が本番を強要し、トラブルになった事例もあります。

また本番といっても、SM等のアブノーマルな行為はオプション扱いとなります。
指名した後にそういった行為を行うと、プラス料金が発生するので、どんなことまで出来るか電話で聞いてみても有りです。
そういう電話ばかりですので(笑)

コウジさんは本番ありのウリ専で働いていたようなので、今回はそこに焦点を絞って紹介します。

キャストの選択は来店がおすすめ

ほとんどのウリ専がHPを展開しており、そこから好きなキャストを選んで予約するのが一般的な流れです。

しかしコウジさんは、キャストの選択は可能であれば来店してファイルを見ることをお勧めしておりました。

基本対応可能なキャストは事務所、もしくは自宅等で待機しているのですが、来店すると生キャストが見て選ぶことが出来ます。
もちろん見るだけなら無料です。

顔を公開していないウリ専ならなおさらですが、顔出しでHPに出ている方の多くは修正されています。
もちろん年齢も詐称しています。
コウジさんは4歳ほどサバを読まされたそうです(事務所の指示だったようです)。

実際に指名し、会った時に「ん?」と思う事も多いようなので、キャスト選びは慎重に行いましょう。

指名時間のカウント

1時間や2時間など、時間制で指名する方がメインなのですが、キャスト側とお客様側でこの時間のカウントの認識がずれていることが多かったそうです。

仮に1時間の指名をしたとしましょう。
どこからカウントされるかというと、行為を行う現場(個室やホテルなど)に入った時点からカウントされています。
そして1時間以内にお客様を見送らなければいけません。

1時間の中でやりたいことはたくさんあると思います。

例えば会話や、一緒にシャワーを浴びたり、もちろんベッドインもそうです。

お客様の中にはベッドインが1時間だと勘違いされている方も多く、
「そろそろお時間ですが、ご延長なさいますか?」
と尋ねると
「え!?まだ1時間もしてないじゃん」
と不満をこぼす方もいたそうです。

(あれだけ喋ってから始めたんだから、仕方ないでしょ?)
と内心思っていたようですが、丁寧に対応し、次回からはお気を付けくださいとお見送りしたそうです。

キャストもお客様も何だか後味悪いですよね?
キャストとどんな時間を過ごしたいかで、時間選びや事の運びも考えなければいけません。

ちなみに時間もったいないからシャワー浴びないとかはNGですよ。

キャストに好まれる指名時間

指名時間は細かく分かれています。
コウジさんのお店では当時は60分、90分、120分、ロング(22時から翌朝10時まで)だったそうです。

気になったキャストさんには気に入られたいと思うお客様も多いかと思うので、キャストが指名されて嬉しい時間帯をランキング形式でお伝えします。

1位 90分
会話・シャワー・セックス込みだと大体90分経っちゃいます

2位 ロング
この中には睡眠時間も含まれていて、更に夕食もご馳走してもらえます。
ちなみに夕食に関しては必須ではありませんが、ご馳走していただけるとボルテージ上がります。

3位 60分
お客様に急かされたり、バタバタする。
労力と収入が合わない。

4位 120分
キャスト視点ですが、苦手なお客様や会話しないでシャワー・セックスのみの120分は果てしなく長く感じる。

参考までにコウジさんは「ロングを指名するなら、1週間に二回ショートの指名があったほうが嬉しい」と言っていました。

アナルセックス希望の際は予約時に言いましょう

指名を頂いて困ったことは多々あったようですが、最も困ったのがウケのお客様の指名で自分が勃起しない事だったそうです。

普段からある程度サプリ等でウリ専仕様の体の状態をキープしていたそうですが、タチの指名が連続で入ったりしたときは
(さっきだ出したばかりで勃起しない・・・どうしよう・・・)
と、プロ意識をもって働いていたコウジさんでも肉体的に厳しい時が何度かあったそうです。

その為、タチ指名の時は事前に予約時に
「掘ってほしいのですが、大丈夫ですか?」
と電話で聞いてもらえると、キャスト的には凄く助かるそうです。

別にウリ専じゃなくてもキャストに会える!?

コウジさんは都内でウリ専をしており、指名がない日は飲みに行ったりもしていたそうです。
そういうキャストはコウジさんだけではないようで、若い子が集まっているお店には普通にキャストも飲みに来ます。

そこで会話をするくらいであればよいでしょう(ウリ専の話は厳禁です)。
しかし、中にはそのままハッテン場へ向かい、寝る、もしくはヤるキャストさんも多数いたそうです。

コウジさんはウリ専時代、自分の商品価値を下げたくないので一切ハッテン場は利用しなかったようですが、事務所側から禁止されているわけではないので普通に足を運んでいるキャストさんが多数います。

そこで会いたい方へのヒントですが、若い子が集まるハッテン場や、大浴場があるようなハッテン場がキャストには人気だったそうですよ。

ウリ専を初めて利用するお客さんへアドバイス

これからウリ専を利用してみようかな?と考えている方へアドバイスです。

まず場所ですが、自宅以外の場所にしましょう。
働いている子の中には、善悪の判断がつかないような社会経験がない未成年もいます。
そして売れない子ほど、お客様のことをぺらぺら話す傾向にあります。

住所も立派な個人情報です。
その他必要のないことは明かさないようにしましょう(仕事とか聞かれたら適当に医者とか答えておいて下さい)。

個室が用意されているお店はそこを利用してもいいのですが、正直清掃はがさつです。
ごく稀に大清掃しますが、基本は次の人が使えるように見た目だけ綺麗にして、ベットは消臭剤だけシュッとかけて終了のような感じなので衛生面では難ありです。

また金銭管理も注意です。
これはもうすでに犯罪レベルですが、指名したキャストがお客様の財布を盗み、姿をくらました、という話はよく耳に入っていたそうなので、気を付けなければいけません。

そしてこれはウリ専業界の常識なのですが、プライベートで意図的にお客様と会う事は禁止されています。
これはヤミケンと言われ、行ったキャストは基本強制退店、お客様側にもそのお店や他店が利用出来なくなるというペナルティが発生することがあります。

ウリ専業界は横のつながりが強く、悪い情報はお店同士で共有しているので絶対やらないで下さい。

心安らぐ時間を過ごして下さい

コウジさんが、ウリ専時代にどんなお客様にも共通して意識していたことがあるそうです。
それは、お客様に、まるで自分がその人の彼氏のように心安らぐ時間を過ごしてもらう事だったそうです。

“お金で男を買う”と考えてしまうと利用をためらう方も多いようですが、ウリ専は一種のリラクゼーションだと思ってください。
女性だって、ウリ専よりはるかに高い金額でエステ等のリラクゼーションをしてますよね?
それと一緒だと考えてください。

ウリ専は、容姿に自信がない人やモテない人が利用するサービスではありません。

キャストはいつでも温かい気持ちでお客様にお会いできるのを心待ちにしています。
ゲイ専用のリラクゼーションなので、心が疲れた日や、もちろん元気な日でも、興味がある方は是非利用してみましょう。

ゲイの出会いといっても様々です。
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