自分のセクシュアリティーは本当に難しいものです。
社会的影響を受けやすく、時代の流れとともに受け止め方が変わってきます。

現代になったからこそ、多様な受け止め方が許されるようになり同性愛に対する理解も進んできました。
しかしまだまだセクシュアリティーをオープンにすることができないということから悩みを抱えている人は多いのが現状です。

セクシュアリティーの決定

心理学的観点からみると、自分の恋愛観が決定するのは男女で差はありますが男性では8歳ころ、女性では6歳ころと言われています。
また自分のセクシュアリティーを意識し始めるのは、小学校6年生ころだといわれています。

その時期から性的志向(フェチ)に気付き始め、例えばユニフォームフェチ、脚フェチなど様々なものを意識し始めます。
そうして周りと自分のセクシュアリティーの違いに気づき始め、悩み始めるのが中学生の時期です。

セクシュアリティーの決定には家庭環境、妊娠時の母体へのストレス、性格などが影響しているといわれています。

セクシュアリティーの決定については色々と言われていますが、7割は生まれてきた時点である程度自分のセクシュアリティーが固まっているのです。

自分はゲイかもしれない?

私は両性愛者(バイ)ですが、男性も好きだと自覚したのは中学校2年生の時でした。
私は中学校を男子校で過ごし、寮生活をしていました。

ある日、同級生の野球部の男の子が寝てる最中に布団に入って抱きついてきました。
すると別に嫌がることもせずそれを受け入れ、逆に興奮した部分でもありました。

それ以来、彼とは一緒に寝るようになり同時にお互いにゲイであるということを自覚しました。
最初はものすごく抵抗がありました。

ほかの人もそうだと思います。
今までは女性を好きになるのは当然なことで、男性を好きになることなんてありえないともいわれてきました。
その考えに取り囲まれ、悩みすぎてしまうという人もいます。

同性愛がおかしいわけでもないんです。
人が人を好きになることは、当然普通なんです。

今までは、国家繁栄のために男性と女性が結婚しなければいけないとされていましたが、今はその時代は終わりました。
だから好きな人と恋愛をすることを大切にしていきましょう。

ここで注意が必要なのが、自分のセクシュアリティーを自覚した際に、嫌悪感に陥り自殺企図をしたりセクシュアリティーに苦しむことがあった際には、専門のカウンセラーや病院を受診する必要があります。

現在は社会の変化とともに、病院などでもセクシュアリティーを専門とする外来が開設されたりしています。
そこで相談していき適切に対処することが必要となります。

GID

GIDとはgender identity disorder性同一性障害と呼ばれています。

これはゲイだからと言って、みんながこの障害だとはなりません。
この障害の根本的な定義としては、「自分のセクシュアリティーを受け入れることができず苦しんでいる。」といったことが挙げられます。

「自分は本当は女性が好きなのに、なぜ男性を好きになってしまっているのか?」などと苦しんでいる人が挙げられます。

治療方法としては、精神療法と呼ばれるカウンセリング的な治療から行う場合が多いです。

また、「自分は男だが本当は女になりたい」という人も当然この治療対象者となります。
しかし現実的な問題として、セクシュアリティーに悩んで通院しているという事実があるだけで、本人はものすごく苦しみます。

なので自分のセクシュアリティーに疑問を抱いたら、待つことが大切かもしれません。
その時期、その時期によって考え方も変わりまた、心も成長していきます。

その中で自分でセクシュアリティーに対して意味づけを行っていき、納得できるものを見つければいいと思います。
病院やカウンセリングは最終手段の一つかもしれませんね。

まとめ

同性愛だから病気ではありませんし、障害でもありません。
それに対して悩む必要も苦しむ必要も全くありません。

それが自分自身だと受け入れるために、必要な準備をしていけばいいだけなのです。

ただし、どうしても私はゲイとしては「生きていきたくない」「セクシュアリティーで苦しんでいるんだ」という人は、第三者の力を借りてそれらを解決していく必要があります。

自分がゲイで不安になったらその気持ちを少し抑えながら、自分の成長を待つということをしてみてください。
何か違ったものが見えてくるかもしれません。

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