人が人を好きになる感覚は人間の持つ感覚の中で最も素晴らしい物だと思っています。
だからこそみな悩み、苦しみ、喜びを感じるんだと私は思っています。

でもいざ人を好きになったら、真っ直ぐにその気持ちを伝えられるでしょうか?
そしてその気持ちは相手に届くのでしょうか?

勢いがついた気持ちのまま告白する前に幾つか心の準備をしましょう。

気持ちの確認・・・初心に帰る

そもそも自分は本当に彼の事が好きなのでしょうか?

一目惚れもあれば、時間をかけた恋もありますが、初心に帰り、彼のどこが好きなのか思い返してみましょう。
これは至極簡単な事だと思いますが、何故初心に帰るのかが重要です。

その気持ちをこれから先もずっと変わらずに持ち続けられるか自問自答しましょう。
時間が経つにつれて気持ちというのは移り変わるものです。
この先もっといい人に出会うかもしれません。

恋愛に練習なんて無いんです。

何度も自問自答して、
“それでもこの人が好きだ!”
と確信出来たら、本当に彼が好きなのかもしれません。

気持ちの確認・・・彼の悪いところ

好きな気持ちが確信出来たら、今度は彼の悪い所を考えてみましょう。
私の経験上良い所が無い人もいませんでしたし、悪い所が無い人もいませんでした。

仮に付き合う事になったら今まで見えなかった部分が見えてきて、彼が嫌になるかもしれません。
そうなったら初心なんて簡単に崩れていくんです。

良い所も悪い所も、どれも大好きな彼の一部であることがちゃんと理解出来れば、想いは届きやすくなります。

告白・・・リスク

ここまで気持ちが準備出来たら、あとは告白する準備です。
そこで外せないのが告白後のリスクです。

相手が一般人であれ、同性愛者であれ、想いを言葉にする事によって、今までの関係は全て壊れてしまうかもしれません。
一般人であれば尚更です。

好きだからこそ、返ってきた言葉に心が折れてしまう可能性があります。
仮に今までの関係性が壊れる可能性があっても、その告白が自分にとって意味のあるものなのか再認識する必要があります。

告白・・・思いやりと感謝

気持ちの整理とリスクの把握が出来て、それでも告白したという気持ちが変わらなければ是非実行してください。でもその時も注意してほしいことがあります。

まずは相手を思いやる事です。

人に好かれたからと言って、それだけでみんな嬉しいわけではありません。
いきなりの事ですから戸惑う人もたくさんいます。
答えをすぐ欲しがったり、ずっと待ってるから、など相手も気持ちを全く考えない告白はする意味が無いです。

そして最後は相手への感謝の気持ちです。

好きにさせてくれてありがとう。
想いを聞いてくれてありがとう。

素直な感謝の気持ちだけは必ず相手に届くものです。
たとえ結果が駄目になったとしても自分がこれから成長できる糧になるような告白にして欲しいです。

人を好きになるという事

今回は告白というテーマで書いてみましたが、そもそも私は人を好きになる気持ちが正直わかりません。
過去に恋愛遍歴なんて何度もありますし、好き、という言葉も何度も交わしてきました。

“相手の事を自分の事以上に大切に思う事”
という自分なりの解釈で好きを言葉にしていますが、これも正しいのかはわかりません。
多分誰もわからないんだと思います。

だから素敵なんですよね。

私は運命の赤い糸を信じています。
言葉にすれば難しいけれど、本当に人を好きになった時はきっと体がそう感じるんだと信じています。

でも、それだけが告白する理由にはならないはずです。
糸は切れます。
告白のタイミング次第でその糸も切れてしまうんです。

大切なのは相手への思いやりと感謝、そして相手を想う揺るがない自分の心です。

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