ゲイのハッテン行為にも異性愛者同様、男性同士のSM行為があります。

SMと本人達が意識していなくても、SM行為に近いプレイをしていることが往々にしてあります。
相手を押さえ込み、陰部を愛撫する行為も、受ける相手が感じていれば一種のSM行為と言えます。

ゲイの世界は、どちらかといえばウケ(責められることが好き)が多く、タチ(責めることが好き)が慢性的な不足状態です。

そのため、絶対数が少ない上、Sは経験が求められる難しい立場です。
ではどのようなところに出会いの機会があるのかを、まとめていきたいと思います。

ハッテン場で出会う

SM系のハッテン場でSタチに相手をしてもらいましょう。

特に日によっては公開調教などが行われているハッテン場もあります。
比較的経験者が多く、特に初心者を選び、皆の前で縛られるなどの行為もあります。

そのような行為に興奮出来るのであれば、ハッテン場のSM公開調教は手軽でお勧めです。

しかし、別料金の場合や、事前に予約が必要な場合がありますので、料金や公開時間などを事前に確認して下さい。

その他、個人でマンツーマンでSMプレイをしてもらえる店もあります。
この場合は、客はM役のみになります。

ゲイバーで出会う

ゲイバーでの出会いも期待出来ます。

特に飲みと行為が出来るSM系飲み系ハッテン場もあります。
初心者の方も、多少酒を飲むことでリラックス出来、プレイ前の緊張がほぐれます。

慣れている常連の人が多いので準備や縛る時も手際が良く、見ていて感心することが多いです。

私も興味本位で縛られたことがありますが、プロの技に感心しました。
縛られている間は「痛かったら言ってね」と気遣いをしてもらいました。

いざプレイが始まると、さっきとは打って変わって命令口調になり、そのギャップに興奮したことを覚えています。
初心者の人は、慣れている常連の人に相手にしてもらう意味でもSMバーが最もお勧めです。

ネットで出会う

最近ではSM系のネット掲示板も増えてきています。

書き込む時に、SかMか選択する項目もあり、どのようなプレイが好きなのかなども選択項目があります。
現実は、比較的Mからの書き込みが多く、やはり慢性的にSが足りないように見受けられます。

しかし初心者で、特に場所があるMは喜ばれます。
ネットでの出会いは手軽であるものの、いざプレイになった時の場所探しの問題が出てきます。

あまり場所探しに難儀するとお互いの興奮が冷めてしまう危険性もあります。

Sタチが慣れている人なら、場所確保にもさほど難しくないかもしれませんが、あまり相手任せも良くありません。
もしネットで出会う場合、場所の確保について事前に確認して下さい。

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出会うときの注意点

出会う場合は、相手の素性が分からない分、連絡はサブアドレスなどを使用して下さい。

Sタチに責められたい人は多いと思いますが、タチの中には「乱暴なことする=バリタチ」と思っている人もいます。

相手の睾丸を強く握ったり、勃起した陰茎をたたく人もいます。
痛いのでやめてほしい旨を伝えましたが、相手には聞き入れてもらえませんでした。

私自身はタチなのですが、そのようなタチに当たり「痛いから無理」と断って去ったことがあります。
ウケやMの人も、痛いことや不快なことは我慢せず、伝えて下さい。

まとめ

Mやウケの人の、タチに責められたい願望は、タチやSにとってうれしいものです。

しかし無理強いするSタチには毅然として断る勇気を持って下さい。
「嫌われて相手にされなくなるのでは」といった不安や気遣いは一切捨てましょう。

Sタチを選ぶ権利はMであるあなたにあります。
悲しいことに、相手を乱暴に扱うことがSタチだと思っている人がいます。

あなたはM(マゾ)でなく、M(Master)であることを忘れないで下さい。
もし少しでも危険を感じるようであれば、毅然と断りましょう。

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