ゲイバーの店名
TANKTOP
ゲイバーの場所
東京都新宿区
当時の年齢
20歳
ゲイバーに行ったきっかけ
当時私はゲイバーを知る前に新宿二丁目で働いていました。
働き始めたきっかけはネットに掲載した掲示板にメールがあった事です。
丁度職も探していたので、面接を受けました。
最初は単なるカウンターバーだと思いました。
でも実際はお客様が来店し、気に入った子を持ち帰る、いわゆる売春バーだったんです。
辞めようかどうか迷いましたがそこそこ売れてしまったので、何となく居てしまいました。
上位の子はほとんど店に来ないのですが、たまに来ます。
来るとみんな気を使い、上下関係を感じました。
そんなある日、仕事終わりに職場で飲み会が始まったんです。
みんな若いので大盛り上がり、そこには上位の子も来ており、話してみるとタメで、すぐ意気投合しました。
それから他の子も紹介してもらい、店の外で会うことが増えました。
そんな彼らが通っていたゲイバーがTANKTOPなんです。
利用した感想
地元でもゲイバー経験があり、そこは仲間内半分、出会いの場半分といった割合の雰囲気だったんですが、新宿二丁目のバーは違います。
下心を持った人はたくさんいると思いますが、私の目には楽しさ100%で映っていました。
少なくとも私達のメンバーはそうでした。
恐らく出会いの場は場として存在しているから区別されているんだと思います。
みんな好き勝手に話し、笑い、たまに泣き、そういう場所でした。
普段ゲイの世界で生きていることを隠しながら生きてる分、そこでは素の自分が出せました。
みんな容姿や年齢など関係なく思い思いに笑顔を交わしているあの場所が私は大好きでした。
初めて同年代の人と飲み歩き、友人に慣れたことによって、その後の私のゲイライフは大きく変化していったのは間違いないです。
どんな人に出会った?
多分うちらのメンバーはうるさかったから、かなり目立ったんだと思います。
必然的に同年代が集まり、おじさん好きな私は隣のおじさんに声かけたりしていました。
「makoto、狙ってるんでしょ~」
とからかわれる事がほとんどですが、実はこっそり連絡先を交換して、夜を共にした事もあります。
男性だけでなく、女性との出会いも多かったのが印象的です。
今は普通のOLさん達も観光気分で行っているようですが、当時来ていた女性は風俗やキャバ嬢という、いわゆるプロの人達ばかりで、飲み方にもお財布にも余裕がありました。
当たり前のように高額なシャンパンを何本も開けていてのを覚えています。
そこでソープ嬢のお姉さんと仲良くなり、私は初めて女性の胸を触らせてもらいました。
爆弾みたいな胸でしたが、感触はゴム風船でした。
印象に残っているエピソード
その日は珍しく一人で飲みに来ていました。
一人でしたが私達のボトルは華やかな装飾?がされていて目立つので、一人でも十分存在感があったと思います。
チーママと世間話をしていたんですが、そこに一人のサラリーマンが入ってきました。
一目で惹かれました。
チーママはそんな私に気付き、私の隣に座らせるという意地悪をしてきました。
いつもなら話しかけるのに緊張して出来ませんでした。
何杯飲んでも酔わないし、チーママは初めてくるサラリーマンの接客に忙しそうだし・・・
息が詰まりそうな私は歌を歌うことにしました。
もしかしたら、歌に想いを込めたら、彼に届くかもしれない。
私は一曲選曲し、心を込めて歌いました。
チーママはいつも通り拍手してくれましたが、歌を見て、私の気持ちに気付いたようでした。
そのまましばらく黙って飲んでいると、奇跡が起きました。
「歌、上手いんだね」
なんと彼が話しかけてくれたんです。
その後は上手く話せていたどうかよく覚えていませんが、かなり舞い上がっていました。
しばらくすると彼が会計をお願いしていました。
おやすみなさい、と挨拶を交わし、チーママは彼を見送ったんです。
チーママは私のところに戻ってきて言いました。
「makoto、一目惚れなんでしょ?」
「うん・・・」
しばらく沈黙が続きましたが、チーママがいきなり声を張り上げました。
「makoto、行きな!!」
その言葉で私は走り出しました。
エレベーターなんて待ってられない。
階段を駆け下りて、一階に着きましたが、既に彼の姿はありませんでした。
落胆した状態で戻った私を見てチーママがシャンパンをプレゼントしてくれました。
めでたくないけど、何故だか印象に残っている出来事です。
ゲイバーへ行こうとしている方へアドバイス
初めてゲイバーに行く人は、やっぱり出会いを期待してしまうと思います。
でも、それでいいんです。
思ったように出会えないかもしれませんが、同じ空間で飲んでいると自然に輪の中に入ってしまうんです。
だって私達はゲイだっていう時点で既に仲間なんですから。
緊張していても大丈夫です!
そのためにママさんや店子さんがいます。
上手くやってくれますし、何なら少し酔っちゃえばいいんです。
非現実的な空間を楽しまなきゃ損です。
でもそこで肝心なのが、店選びですよね。
最近は女性の出入りも増えてきて、昔のゲイバーらしさが無くなってきました。
もしいきなりスナックが難しい方はショットバーをお勧めします。
新宿二丁目ならショットバーも多いです。
それにネットのコメントも有効です。
やはりゲイに人気がある店、ノンケが行きやすい店があるらしく、みなさん様々な意見を載せています。
店からの個別の紹介は少ないですが、是非参考にしてみて下さい。
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