ゲイバーの店名

ASUFAITO(現:dustbox)

ゲイバーの場所

東京都新宿区

当時の年齢

25歳

ゲイバーに行ったきっかけ

私のゲイの親友がその当時よく遊んでいる人がゲイバーに通っていて、親友がその人と遊ぶ際に頻繁にお店に連れて行ってくれていると聞いていました。

店子がいてボトルを頼んで一緒に飲んだり、カラオケをして最後に歌った人がグラスを一気するといった話を聞いて騒がしくて楽しそうだなと思っていました。
そんなときに丁度親友の誕生日が近づいてお祝いをどうしようか考えていた矢先に、親友のゲイバー友達から連絡をもらい一緒にお祝いすることになりました。

それまでゲイバーに行く機会がありませんでしたが、親友を通じて誕生日のお祝いというキッカケで私も一緒に遊ぶようになり、それがちょうど2014年4月頃で初めてのゲイバー体験でした。

利用した感想

親友から話を少しは聞いていましたが、バーカウンターの中に店子やママがいてボトルからお酒をつくってくれ、一緒に飲むというスタイルが初めてだったので新鮮でした。

今までお酒を飲むと言えば友人同士で飲むというのが普通で、お店の人と話しながら飲むという経験がありませんでしたのでなんだか不思議な気持ちでした。
どんなノリでどんな会話をしたらいいのか分からず、正直初めての時は緊張して友人以外とはまともに話せませんでした。

それでも馴れてくるとお酒を通じて同じセクシャリティ同士気兼ねなくオープンに話せますし、何より楽しくお酒を飲もうということが大前提にあるので楽しいと感じるようになりました。

お店の人からの面白い話題や恋愛相談、たまたま隣にいた人との会話など出会いや視野が広がる気がしました。

どんな人に出会った?

ゲイバー自体お店ごとに特徴があり通っている年齢層や人のジャンルも違うので一言では言い表せないほど色んな人がいました。

自分と同じようにスーツを着た仕事帰りのサラリーマンは当たり前にいますし、それも20代前半から落ち着いた4,50代のサラリーマンまで出会えました。
もちろんスーツを着ない職業の方も多く、美容師やTV関係の仕事、カフェ店員やアパレルなど職業だけを切り取っても幅広くいます。

ゲイというと偏ったイメージが世間ではありますが、そうではなくほんとにどんな人でもゲイかもしれないんだと改めて実感させられました。

驚いたのは医者をされている方もいましたし、海外から日本に来た旅行者もゲイバーに飲みに来ていました。

印象に残っているエピソード

友達の誕生日をみんなでお祝いしたことです。

ゲイバーはお店や日にもよりますが大体20時くらいからオープンし朝方までやっていますので、お祝い事で朝まで騒ぎたい時には打ってつけです。

夜10時くらいからゲイバーに行って飲み始めて、時計が0時を回ったタイミングでHAPPY BIRYHDAYを歌い、シャンパンを開けて誕生日ケーキを食べます。

自分たちだけではなくお店に居合わせた他のお客さん含めてお祝いの雰囲気を共有できるのも楽しいです。
友達みんなでお互いの誕生日を祝えることやおめでたい瞬間を一緒に過ごせることは素敵だなと毎回感じます。

変わらずみんなでお酒を飲める関係でいられることの大切さをどんどん歳を重ねていくごとに実感しています。

ゲイバーへ行こうとしている方へアドバイス

ゲイバーは探すと1つ2つだけではなくこんなにあるんだと驚くほど多くあり、その分お客さんや店子、ママでも様々な人がいます。
日常の人間関係と同じで自分に合う合わないは必ずありますので、自分が落ち着ける雰囲気のゲイバーを探してまずは勇気を出して行ってみることが大切です。

毎回ボトルを開ける必要もなく、まずは雰囲気を味わいたいのであればワンドリンクでの注文もできるお店がほとんどですので怖がらないで下さい。

ゲイバーに馴れていないことや初めてと伝えればお店の人は優しく教えてくれますし、それがキッカケで話もしやすくなると思います。

ただゲイには色々なタイプの人がいますので、たまたま隣にいた人に話しかけたら嫌がられたり、逆にこちらにしつこく絡んでくる場合もあります。

ゲイバーであろうがなかろうが、自分がされたら嫌なことや相手がこうされたら不快に思うだろうなと感じることをせず、楽しもうという気持ちがあればゲイバーを健全に満喫できるはずです。

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