世界で最も人口の多い中国。

数でいえば13億人です。
この数は約12億人の信徒を有する全世界のカトリック教徒(キリスト教全体では20億人)に匹敵します。

その中でも中国のLGBTは7,000万人と言われています。
人口の割には少ないと思いますが、あくまで統計なのでさらに多いと思われます。

中国は歴史や文化など、様々な分野において日本に多大な影響を与えてきた偉大な国です。
政府の行う反日政策はどこ吹く風、日本を訪れる中国人観光客はますます増加の一途を辿っています。

基本的に反日国とは言われており、毎日のように抗日ドラマが放送されています。
しかし実情は日本文化に憧れている中国人も多いようです。

特に中国人ゲイは政治の反日影響をあまり受けていないのか、純粋に日本が好きな人も多いとのことです。

ジャッキーチェンや三国志や水滸伝、HEROやLOVRESといった魅力あふれる映画などが好きな日本人も多いはずです。
ではそのような広大な中国で、どのような出会いがあるのかなどを述べたいと思います。

ゲイバーで出会う

中国にもゲイバーはあります。

1997年頃までは中国では同性愛は犯罪と同等のように思われていました。
しかし2001年に中国政府は「同性愛」を「病気」や「犯罪」とする見解を公に取り消しました。

そのような経緯もあり、中国初のゲイバー誕生が期待されました。
ところが残念なことに2009年、雲南省昆明市にゲイバーが誕生するはずだったのですが、失敗に終わってしまいました。

その後、様々な紆余曲折を経て、現在は北京にもゲイバーが出来るようになりました。
特に北京の三里屯(サンリートン)に近いバーが熱いようです。

ゲイバーではありますが、全ての性指向の人に開かれたバーです。
同性愛者も異性愛者も変わりないということがモットーとのことです。

そのため、今までの中国には考えられないような自由な雰囲気が溢れています。

ハッテン場で出会う

北京にゲイ専用サウナがあります。
日本と違い、大胆にハッテンしています。

どちらかといえば日本よりガタイが良い人が多いようです。

北京のハッテン場には日本のような個室はなく、大部屋のみです。
大部屋があるものの、サウナで抜きあいや掘り合いなどをしています。

さらに、北京には住民の半分がゲイであるマンションがあります。
ゲイ専用ではないのですが、ゲイの住民が多いとのことです。
そこがハッテン場になっているとの情報があります。

ゲイアプリで出会う

中国産のゲイアプリがあります。
このゲイアプリが、中国市場で最も使用されています。

ユーザ数は中国国内で2200万人と言われています。
中国人ゲイの2人に1人が使用していて、そのシェアは82.5%まで達します。

他には中国人と日本人が出会う掲示板もあり、中国語や日本語をそれぞれ教えあいたいなどのメッセージもあります。
しかし残念なことに、中国ではいまだにインターネットに規制が設けられています。
政府が海外からの情報流入を恐れていることが原因と言われています。

このゲイアプリに規制がかかる危険性も否定出来ません。
LGBT市場においても、人口の多い中国は無視することが出来ない巨大市場です。

規制がかからないことを祈るばかりです。

ちなみに、北京で人気のゲイアプリはマッチドットコムです。※18禁

成功させるコツ

中国のゲイは、ほとんどが結婚しているとのことです。
中国は家族を大切にする文化のため、カムアウト出来ずに悩んでいる人が多いです。

しかし、その件に関しては日本のゲイも同様なはずです。
相手の家庭の事情を理解し、汲み取ってあげて下さい。
中国は日本ほどゲイに寛容ではありません。

一般に「中国人はアクが強い」と言われていますが、店などで騒ぐ人が目立つだけで気弱で優しい子が多いのも事実です。
私自身、数名の中国人ゲイに会いましたが、一生懸命日本語を覚え、日本文化になじもうとする真面目な子が多かったです。

注意点

前述のとおり、中国では家族を大切にする文化のため、恋人よりも家族を優先することがあります。
別に彼らは親離れできていないわけではありません。

日本としては理解が出来ない部分はありますが、中国の文化がそのような仕組みになっています。
特に彼らを取り巻く中国のゲイの状況は日本よりも厳しく、いまだに弾圧などもあります。
家族を優先すると言われても、中国の風習だととらえ、家族を大切にするように励ましてあげて下さい。

中国の同性愛に対する風当たりは日本とは比較にならないほど厳しく、苦労しているゲイも多いとのことです。

まとめ

一般的に中国は「反日国家」と言われていますが、ゲイに限らず日本に純粋に憧れている素朴な人も多い現状です。
特に若い世代では日本のアニメなどが人気で、日本好きな人も多いです。

中国との間には特に「南京大虐殺」などの「歴史問題」などと言っていますが、若いゲイは気にする人はほとんどいないです。
中国人ゲイの「8割は親日家」という記事もあります。

そもそもゲイにとって過去の歴史より今現在の相手が重要です。
カムアウト出来ず、ゲイだとばれた時点で社会的な抹消もある中国。

日本に憧れる彼らの身上が理解出来る気がします。

ちなみに、マッチドットコムならたくさんゲイと出会えます。※18禁

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